ちょっとだけ、わかる人むけ

基本的にどういう能力が発現するかは予測不可能。
本人の意向や趣味、無意識でその後の個性化がおこる。
稀にたいした能力をもたない個体だって存在・発生する。
契約を通じて別の存在に力を付与・貸与しうる。
個体自体の自他の境界は強固であっても、防御能力は違う。

・存在玩弄
存在感知・存在認識・存在破壊・存在削除の順に高位。
最上位に存在操作が予測されるが不詳。
あらゆる存在を存在そのものの座標で感知する。
あらゆる存在そのものの性質を情報として読み取る。
あらゆる存在を「存在or不在」という面から破壊する。
あらゆる存在を抹消し、なかったものとする。
あらゆる存在の存在確率、いわば存在律を制御する。
形而上的に観測を行う為、近距離形而下に脆さを露呈する。
遠距離型の、ポピュラーな能力である。

・具現化(擬似物質使用)
既存物擬似コピー・思念物具現化・擬似的創造と難化。
最上位は予測不可能とされている。
見た事のあるものを魔力で擬似的に生成する。
思い描いたものを魔力で擬似的に生成する。
擬似的に閉鎖空間を創造し支配する。
なお、擬似物質使用タイプでは、物質反物質ではないもの、
魔力により生成された擬似的物質が材質となる。
よって、熱量等でなく魔力質・魔力量で破壊力が変化する。
生成するものによってこなせる戦闘の距離が変わってくる、
オールラウンドな攻撃的能力である。

・場生成
規模と硬度、意思追従性によってランク付けがなされる。
空間場や存在場、力量場などが特に著名。
使用法も攻防両面に優れるが、遠距離になるほど制御難化。
形状も使用者により剣盾や刀槍、円盤や平面と多彩。
ハイリスクハイリターンな近接戦闘向けの、稀な能力。